ボルボ・カー・ジャパン(VCJ、マーティン・パーソン社長、東京都港区)は1日、スマートフォン向けOS「アンドロイド」をベースとしたインフォテインメントシステムを「XC60」「S90」「V90」「V90クロスカントリー」に装備して同日発売したと発表した。

 カーナビゲーションシステムや音声操作システムなど、グーグルのアプリケーションやサービスのほか、ボルボ・カーのテレマティクスサービスや「ボルボカーズアップ」なども利用可能とした。車両にはサービスセンターやアプリとの通信用内蔵モデムも搭載した。テレマティクスサービスなどは4年間無料で利用できる。

 XC60とV90/V90クロスカントリーは、先行車発進告知機能やリア衝突回避・被害軽減ブレーキシステムも初搭載し、XC60は内外装も一部改良した。

 価格は、XC60が649万~959万円など。併せて、XC60に40台限定の「T8ポールスターエンジニアード」を設定して発売する。価格は1034万円(消費税込み)。