マツダは24日、商用バン「ボンゴブローニイバン」を一部改良し、同日から発売すると発表した。顧客から要望の高かった2WD車のディーゼルエンジンモデルを新たに追加した。全車でWLTCモード燃費も取得した。

 追加したグレードは「DX」「GL」。排気量2・8リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンと6速ATを組み合わせる。最高出力は111キロワット、最大トルクは300ニュートンメートルを発揮する。WLTCモード燃費は11・3キロメートル/リットル。「平成30年排出ガス規制」と「平成27年度燃費基準+15%」を達成し、自動車税は非課税、重量税は免税となる。

 価格は253万2200~371万300円。そのうち、DXは310万4200円、GLは333万7400円(消費税込み)。同車はトヨタ自動車からのOEM(相手先ブランドによる生産)車で、ベースは「ハイエース」。