豊田通商は24日、国際間輸送をインターネット経由で仲介する事業を始めたと発表した。年間約1万件にのぼるトヨタグループの輸出入をこなす同社の輸送ネットワークを使い、コロナ禍で不安定な企業の国際間輸送を請け負う。
オンラインプラットフォーム「ストリームスコネクテッド」の運用を始めた。国際間輸送の概算費用が即座に確認できるほか、企業が指定する輸送手段の二酸化炭素(CO2)排出量を示し、より環境負荷の低い代替輸送手段を選べる機能も9月下旬に追加する。また、新サービスの一環として、新たな取引先を求める企業同士をマッチングさせる「ストリームスインキュベーション」の運用も始めた。今年度内に合わせて約500社の利用を目指す。