私事でいささか恐縮であるが、あえて記しておくことにする。少し前の話だが、社用車で定期的に伺っているお店から帰る途中のこと。その店舗から自宅に帰る際はひと山越える。その日もいつものように夜の峠道を走っていた。いつもと違ったのは、梅雨時であり、時折激しく雨が降る天候だったことだ。雨はそれほど珍しくないし、さすがに豪雨となればいつにも増して気を引き締め…