トヨタ自動車は19日、系列販売会社9社で個人情報の不適切な取り扱いがあったと発表した。トヨタが提供する顧客向けウェブ認証サイトのID発行のため、販売店が顧客の同意を得ずに注文書やアンケートに記載した個人情報を登録していた。トヨタに登録された情報は20日までに削除の手続きを完了する。

 3月に福岡トヨペット(村井隆介社長)で、顧客の同意を得ずに「トヨタ/レクサス共通ID」発行のために個人情報を登録していたことが明らかになり、その後、全国のディーラーでも調査したところ福岡トヨペットを除く9社、3318人分の個人情報が同様の手口で不正に登録されていたことが判明した。

 トヨタでは現場の営業スタッフが個人情報の不適切な扱いを行ったのは、同社からディーラーに対してID発行を推奨していたことが一因と分析。再発防止活動をメーカーと販売店で連携して行っていく方針だ。