スバルは19日、大幅改良した「フォレスター」(日本仕様車)を発表した。新デザインのフロントフェースや18インチアルミホイールを採用し、足回りを改良して走行性能や乗り心地を向上させた。新世代「アイサイト」を搭載するなど安全性能も高めたほか、ドライバーモニタリングシステムにスバルでは初となる「ジェスチャーコントロール機能」を追加した。納車は同日から順次行う。
スバルのデザインテーマ「ボルダー」思想を取り入れた新デザインをフロントフェースなどに採用することで、SUVらしい力強さを表現した。足回りでは、アダプティブ変速制御「e―アクティブシフトコントロール」を、マイルドハイブリッドシステム「e―ボクサー」搭載車の全グレードに拡大展開した。
安全性能では、ステレオカメラの広角化やソフトウエアを改良した新世代アイサイトを搭載した。また、ドライバーモニタリングシステムに、エアコンのスイッチに触れることなく温度調整ができるジェスチャーコントロール機能を追加した。
月販計画台数は2200台。価格は293万7千~330万円(消費税込み)。従来車と比べて1万~2万円高に抑えた。