EVのラインアップ拡充も普及に重要な要素だ(写真は日産自動車「アリア」の日本専用特別限定車「リミテッド」)

カーボンニュートラルの実現を目指して自動車を電動化する動きが日本でも加速する中、電気自動車(EV)の普及には、ランニングコストやモーター走行の魅力を訴求する取り組みの強化が欠かせなくなりそうだ。デロイトトーマツグループ(永田高士CEO、東京都千代田区)の調査によると、EVに興味がある層(アーリーアダプター)の78・5%は、EVの総保有コスト(TC…