マツダの2020年度(20年4月~21年3月)世界生産台数は、前年度比18・3%減の117万台と大幅に落ち込んだ。新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足によって大幅な減産を余儀なくされたものの、きめ細やかな需要予測に基づいて生産台数をコントロールした結果、在庫のダブつきを抑えた。リーマンショックでの急激な販売低迷で在庫が増えて収益が悪化した経験を…