経産省は企業の負担を考慮してCP導入に慎重

温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)に〝価格付け〟をして排出削減を促す「カーボンプライシング(CP)」の本格導入の機運が高まってきた。3日に開催された「気候変動対策推進のための有識者会議」で菅義偉首相が「(CPは)成長に資するもの、躊躇なく取り組む」と宣言。小泉進次郎環境相も「CPの強化は不可欠」とし、制度化の前進に意欲を示した。その一方で、CO2…