国の次期「エネルギー基本計画」の素案が固まった。2030年度の新たな発電時の電源構成は非化石電源を当初目標の4割超から約6割まで大幅に引き上げる。この中で「水素・アンモニア」の目標値も初設定した。東日本大震災以降、化石電源への依存が高まっていた日本。世界的に脱炭素化の流れが加速する中で、自動車をはじめ、さまざまな製品で生産や調達など使用段階以外で…