新型コロナウイルス感染症の影響が、企業の知財戦略に波及してきた。非対面、非接触で荷物を運べる自律走行ロボットなどの「新しいイノベーションに関わる特許がコロナ禍で増えてきている」(特許庁)ことが、このところの特許出願件数の推移で明らかになった。その一方で、自動運転にかかわる人工知能(AI)技術やMaaS(サービスとしてのモビリティ)、ロボットの触覚…