デンソーの収穫ロボット(試作機)

気候変動や食料の安定供給、医療・介護など社会課題を解決する事業に自動車部品メーカーが力を入れ始めた。デンソーや愛知製鋼が農業の生産性向上を支援するほか、アルミ圧延大手のUACJや日本ピストンリングは医療分野での貢献を目指す。自社の技術や設備を駆使した新事業を通じて収益基盤を固めるとともに、社会課題の解決に前向きな企業姿勢を示し、投資家や市場の期待…