マセラティジャパン(グレゴリー・ケイ・アダムズ社長、東京都港区)は、ストリートアーティストの藤原ヒロシ氏とコラボレーションした限定車「ギブリオペラネラ」「ギブリオペラビアンカ」を発表し、車両を展示するポップアップストアを東京都渋谷区に25日開設した。

 「ギブリハイブリッド」をベースに、外装をソリッドとマットの黒色で統一したオペラネラと、白色と黒色の2トーンとしたオペラビアンカの2モデルを設定した。内装は黒色を基調とし、シートベルトをダークブルーとした。エンブレムは専用仕様としたほか、Cピラーにも専用バッジを施した。全世界で175台を用意し、国内には40台を導入する。価格は1425万円(消費税込み)。

 ストアは7月11日まで開設し、グッズ販売なども実施する。プレス向け発表会に出席したアダムズ社長は日刊自動車新聞の取材に「マセラティの顧客層は50歳代などが中心。国際的に著名なアーティストとのコラボを通じて、30、40歳代の顧客も開拓していきたい」と限定車設定の狙いを述べた。