モトーレン東都の本社

 ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、クリスチャン・ヴィードマン社長、東京都千代田区)は28日、BMW Mモデルのレーシング仕様車両を販売するBMW Mモータースポーツディーラーとして、モトーレン東都(湯本拓治代表取締役、東京都東久留米市)を認定したと発表した。国内では初の認定ディーラーとなる。

 サーキット専用モデルの販売・サービスに関する世界基準の要件を満たすディーラーを選抜して認定した。従来、BMWジャパンでは公道走行不可のサーキット専用モデルを輸入しておらず、BMW正規ディーラーを通じての購入が不可能となっていた。正規輸入・販売を通じて、サーキット愛好家のニーズに応える。

 まずは同日発表した「M2CSレーシング」を皮切りに、取り扱い車種を追加していく予定。BMWジャパンの広報担当者は、今後も要件に沿って認定ディーラーを拡充する方針だとしている。