日本における2019年度の温室効果ガスの総排出量は、12億1300万㌧でした。政府はこれを50年には実質ゼロ、すなわちカーボンニュートラルとすることを掲げています。ちなみに自動車などの運輸部門の二酸化炭素(CO2)排出量は全体の20・1%、工場など産業部門は37・5%を占めます。脱炭素化に向けては走行中だけでなく、製造時のCO2削減が重要となりま…