フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、ティル・シェア社長、愛知県豊橋市)は6月15日、主力ハッチバック「ゴルフ」を8年ぶりに全面改良して発売した。フォルクスワーゲンブランド初となる48ボルトマイルドハイブリッドシステムを採用した2種類のパワートレインを搭載し、全4グレードを展開する。

 8代目となる新型ゴルフには、2種類の「eTSI」エンジンを用意。排気量1.0リットル直列3気筒ターボエンジンは最高出力81kW、最大トルク200Nm、同1.5リットル直列4気筒ターボエンジンは最高出力110kW、最大トルク250Nmを発生する。

 安全性能も強化した。時速0~210kmの車速域で作動する同一車線内運転支援システム「トラベルアシスト」を、全グレードに標準装備。ドライバーが運転操作不可能となった際に車両を緊急停止する「エマージェンシーアシスト」も搭載した。

 価格は291万6000~375万5000円(消費税込み)。