現行「オデッセイ」

 ホンダは15日、「レジェンド」「オデッセイ」「クラリティ」の国内生産を終了することを明らかにした。在庫がなくなり次第、販売も終了する。セダンやミニバンの販売が低迷する中、埼玉製作所狭山工場の閉鎖に合わせて車種ラインアップを見直す。

 レジェンドとオデッセイは12月、クラリティは8月に生産を終える。ホンダのフラッグシップであるレジェンドは2014年に現行の5代目を発売。今年3月には自動運転「レベル3」を世界で初めて実現したモデルとして100台限定で販売するなど、ホンダを象徴する車種としての役割を果たしてきた。だが、国産高級セダンの市場は縮小しており、販売台数は年間数百台程度と低迷していた。

 また、低床ミニバンの市場を開拓してきたオデッセイは、昨年11月に外観などを大幅に改良した後、販売台数を伸ばしたが、中長期的な大型ミニバン市場の縮小見通しなどを理由に生産終了を決めた。クラリティは燃料電池車(FCV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を展開する次世代環境車の代表格だったが、販売台数は伸び悩んでいた。狭山工場で生産中の「ステップワゴン」は寄居工場に移管して生産を継続する。