中国勢の勢いが増す―。矢野経済研究所が14日に公表したリチウムイオン電池の主要4部材(正極材・負極材・電解液・セパレーター)に関する世界市場調査の結果から、中国メーカーによる部材供給が拡大している実態が浮き彫りになった。4部材すべてで中国の構成比が高まっており、日本勢は国別出荷数量シェアで中国に次ぐ2位を維持するものの、構成比は下降傾向にあること…