半導体の調達などグローバル競争力を高める(写真はイメージ)

経済産業省は、産業政策の立案手法を見直す。従来は自動車といった個別分野の産業振興を軸に立案してきた。今後は、気候変動対策や経済安全保障といった社会・経済全体を取り巻く課題に軸足を移し、トータルに最適化を図る立案手法を検討していく。海外主要国では「カーボンニュートラル」などの観点で、業種の壁を超えた巨額の財政支出を伴う産業政策を導入するケースがみら…