ダイワオートモビルズ(湯本謙治社長、東京都調布市)は、オリジナルブランドのミニ専用アルミホイール「dai(ダイ)」シリーズ初の鍛造モデル「ダイレーシングMCフォージド」を発売した。新製品は、販売中の「ダイスポーク16インチ」と、生産を終了した「ダイメッシュ17インチ」と同じミニ専用シリーズの第3弾で、サイズは17インチ7・5J。ミニ純正センターキャップに対応し、カラーはマッドブロンズのみ。

 同社は、ミニワンメークレース「ミニチャレンジ(MC)」に参戦しており、MCに勝つため新製品は製法から見直し、シリーズ初の鍛造を採用した。重量面は不利になるものの強度面を向上させた。デザイン面は、プレミアム感を演出するオリジナル刻印やタイヤの張り出し感などで、装着時のルックスを重視したデザインに仕上げた。

 さらに「ボルトホール」と「テーパー台座」の径を大きく設計し、ピット作業時に従来品よりも素早くタイヤ交換を可能にし、強化されたブレーキキャリパーから発する熱を放出するための施策を盛り込みながら、各エッジを滑らかに処理した。

 小売価格は、1本当たり6万4900円(消費税込み)で、オンラインショップやミニ専門パーツメーカーのジオミック、ホイール商社などを通じて販売する。