グループPSAジャパン(木村隆之社長、東京都目黒区)は2日、プジョーブランドの「508」にプラグインハイブリッド車(PHV)を追加して同日発売したと発表した。

 1・6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンと8速自動変速機(AT)に容量11・8キロワット時のリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、システム全体では最大225馬力、360ニュートンメートルを発生する。電力のみでの走行(最長56キロメートル)など4つのドライブモードを搭載した。バッテリー搭載位置も最適化し、居室・荷室は純内燃機関モデルと同等の容量を確保した。バッテリーは普通充電のみに対応する。

 合わせてシリーズラインアップを「GT」グレードに統一し、PHVを含む全モデルにナッパレザーシートを標準化した。価格は「508 GTハイブリッド」が607万8千円(消費税込み)。