2次審査で候補を5作品に絞った

 国土交通省は28日、新しい「全国版図柄入りナンバープレート」の背景デザイン案の2次審査を実施し、候補を5作品に絞った。今後、意見公募(パブリックコメント)を経て、6月29日の検討会で図柄を決定する。新しい図柄のナンバー交付は2022年4月頃を予定する。

 図柄入りナンバーは「ラグビーワールドカップ」「東京オリンピック・パラリンピック」に次ぐ第3弾。「日本を元気に!」「立ち上がれ美しい日本」をテーマとし、30歳未満の人からアイデアを募った。

 応募数は145件で、一次審査通過は12作品。二次審査を通過した5作品の中には、伝統的な和柄「麻の葉文様」や「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」をモチーフとする日本の歴史、伝統を生かしたデザインがあった。

 国交省の江坂行弘自動車局次長は「新たな全国版図柄入りナンバープレートの発行が日本を盛り上げていくきっかけの一つになることを大いに期待する」と思いを述べた。