ホンダの子会社で航空機事業を手がけるホンダエアクラフトカンパニー(HACI、藤野道格社長)は27日、「ホンダジェットエリート」を改良した「ホンダジェットエリートS」を発表した。機体の最大離陸重量を200ポンド(約91キログラム)増し、より多くの荷物を搭載可能とし、燃料搭載量を増やして航続距離を最大120ノーティカルマイル(約222キロメートル)伸ばした。
外観は、ガンメタル、ラックスゴールド、ディープシーブルの新しいカラーデザインを追加。アビオニクスシステムもアップグレードし、パイロットの負荷軽減や機体運用の安全性を向上した。価格は540万ドル(約6億3千万円)。