シェアサイクルを手掛けるLuup(ループ、岡井大輝社長、東京都渋谷区)は電動キックボードのシェアリングサービスを大阪市で開始したと発表した。市内中心部7カ所にポートを設置し、10台を運用する。
経済産業省の特例制度を活用し、ヘルメットなしで運転できるサービスとして実施する。同社は4月下旬に東京都内でも電動キックボードのシェアサービスを開始しており、大阪が2都市目。大阪駅、天王寺駅、森ノ宮駅、大阪城公園駅、桜ノ宮駅などにポートを設置し、ポート間であれば自由に利用、返却できる。夏頃には稼働台数を増やす計画だ。
同社は4月2日から大阪市内で電動アシスト付自転車を活用したシェアサイクルを開始しており、電動キックボードも同じスマートフォンアプリから予約できる。現在、大阪では100カ所にポートを設置しており、電動キックボードはその一部で利用できる。経産省が認可した実証実験として運用し、実証中の利用料は初乗り10分110円、以後1分16・5円。