ダイムラー・トラックは20日、中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)と提携すると発表した。2024年から量産する電気トラック「eアクトロスロングホール」向けリチウムイオン電池を2030年まで確保する。
両社は19年に、「eアクトロス」を含む電気トラックシリーズの向けのリチウムイオン電池セルモジュールの供給契約を締結した。20年にダイムラー・トラックが発表したeアクトロスロングホールは、航続距離約500キロメートルの長距離輸送用の商用車で、CATLから同車種向けの電池供給を受ける。
加えて、両社は長距離トラックに適した次世代バッテリーも共同開発する。将来のEVトラックへの採用を見据え、互換性などを重視する。