「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合(ゆり)の花」。美しい所作など女性を賛美することわざだが、今のご時世では使い方がなかなか難しい。今年はうっかり牡丹を見逃したが、芍薬には間に合った。次は百合の花◆身近に芍薬好きがいた縁で初めて花屋で購入してみたところ、ややこしい「取説」がもれなく付いてきた。咲かせるには、つぼみの表面の…