コロナ禍による先行き不透明感に加え、半導体不足や原材料価格の高騰など、自動車メーカーを取り巻く経営環境は厳しい状況が続く中、持続的な成長に向けて自動車各社は高水準な研究開発投資を継続する。前期はコロナ禍に伴う緊縮財政で投資を抑制したが、今期は再び攻めの姿勢に転じる。今期業績予想を「未定」とするスズキを除く乗用車メーカー5社が研究開発費を増額する計…