ガレージと生活空間を一体化した高付加価値物件として提案する(イメージ)

 オートバックスセブンは、カー用品やアパレル、キャンピングカーなどを手掛ける自社ブランド「ゴードンミラー」から、戸建てガレージハウスを展開する。新築・リノベーション向けに複数のガレージハウス規格を開発し、今秋をめどに販売を開始する。

 2019年頃から着手した新領域事業で、パッケージ開発や販売はベツダイ(矢邉弘社長、大分県大分市)と協業して行う。単なる車庫にとどまらない多用途な作業スペースを設けることで、釣りやキャンプなどのアウトドアを趣味とする顧客層を中心に訴求していく考え。コロナ禍を受けリモートワークなどが普及する中、住環境を見直したいとのニーズにも応える。余裕のある間取りとした郊外型や、狭小地でもガレージを利用できる都市型など、複数の規格を展開する。

 同社は今年2月にも賃貸型ガレージハウス「バックスポット」の提供を開始し、好調な引き合いを得ているという。住宅分野への進出で従来接点の乏しかった顧客層を開拓しつつ、カーライフを間口とすることでオートバックス店舗への送客にもつなげる狙い。「ガレージ利用と親和性の高いDIY製品の増販などにもつながれば」(同社広報担当者)と、既存事業とのシナジー創出を見込む。