ATグループは13日に行った2021年3月期の決算会見の席上、グループ傘下のネッツトヨタ愛知(平光順二社長)のプラザ豊橋(豊橋市)が受けた行政処分について、山口真史社長をはじめとする首脳が謝罪した。処分が下された3月30日を「ATグループ再出発の日」と位置付け、法令順守を何よりも優先することを徹底する。

 同店は車検に必要な点検や整備の一部を省略するなどの道路運送車両法違反により、中部運輸局から指定整備事業の取り消し、検査員の解任命令の行政処分を受けた。処分の対象となった車検整備の作業については「現場における『お客さまを待たせない』という心理が効率偏重をもたらした」と説明した。グループ全社において仕事のあり方を総点検し、今後の再発防止に努めていくと話した。

 また、同店で車検を行い、保安基準に適合していない可能性がある5158台については、同グループの店舗で再点検・再検査を行い、11月末までの完了を目指すとしている。