前身である川西機械製作所の創立から100年を迎えた昨年、2030年に目指す姿を示す「ビジョン2030」を策定した。クルマの価値向上や、移動の課題を解決する取り組みを積極的に展開することで、自動車産業の大変革期、次の100年を生き残る術を模索する。(中野 文彰)―足元の事業環境は「コロナ禍にあっても国内の景気は回復傾向にある。しかし、ここ数年、世界…