アウディジャパン(フィリップ・ノアック社長、東京都品川区)は21日、全面改良して5月18日に発売する主力小型車「A3」シリーズの受注を開始した。全長、全幅ともにサイズアップしたほか、同社のコンパクトセグメントとして初となるマイルドハイブリッドシステムを搭載。価格は先代と同水準を維持した。国内アウディ車販売の2割を占める主力車の刷新によってユーザー層の裾野拡大を狙う。

 全面改良するのはハッチバック「スポーツバック」が8年ぶり、「セダン」が7年ぶり。高性能モデルの「S3スポーツバック」も投入する。1・0㍑の「30TFSI」にマイルドハイブリッドシステムを搭載するほか、10・1㌅のタッチスクリーンを採用した最新のインフォテインメントシステムを採用した。

 A3シリーズの国内販売(日本自動車輸入組合調べ)は2019年5198台、20年4800台となり、アウディ車販売の21・5%を占める。21日のオンライン発表会でノアック社長は「アウディの核となる価値を備えた。アウディらしいデザイン、サスティナビリティー、パフォーマンス、デジタリゼーション。これが新型A3の特徴だ」と力を込めた。2・0㍑モデルの「40TFSI」は21年秋に発売する予定。