日産自動車は9日、国土交通省が2020年度に拡充した「先進安全技術の性能認定制度」に9車種25型式を申請し、すべて認定を取得したと発表した。「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」と「踏み間違い衝突防止アシスト」を搭載した車種で、「リーフ」や「ノート」のほか、軽トラック「NT100クリッパー」など幅広い車種で一定の安全性能を有していることが国から認められた。
認定取得車種はリーフとノート、NT100クリッパーのほか「マーチ」「セレナ」「デイズ」「ルークス」「NV100クリッパーリオ」「NV100クリッパー」。日産は、国交省が18年に創設した衝突被害軽減ブレーキの性能認定制度に対し、15車種で認定を獲得した。20年度に拡充された制度は、乗用車に加え軽貨物車も対象となったほか、装置についても前方の歩行者に対応する機能などが必要となった。