オランダの地図大手トムトムは、クラウドを活用するカーナビゲーションシステム「トムトムナビゲーションフォーオートモーティブ」を開発したと発表した。通信できない環境では、車載ソフトウエアと地図にシステムが自動で切り替わるため、オフラインでも使用可能。主要自動車メーカー向けに納入する。
車載センサーと接続することで、給油や電気自動車(EV)の充電などに関する情報も表示できる。ダイナミックレンジマッピング機能としてEVの電池残量から、設定している目的地に達しないと予測した場合、ドライバーに警告し、ルート上にある充電スポットの表示や、近隣にない場合は充電スタンドを経由地に簡単に設定できる。充電ポイントの料金情報も提供する。全世界の自動車メーカーの新車装着用ナビとして提案していく。