日産自動車は２９日、車中泊ニーズに対応した「ＮＶ３５０キャラバンマルチベッド」や「セレナマルチベッド」など３モデルを、４月２～４日に幕張メッセ（千葉市美浜区）で開催される「ジャパンキャンピングカーショー２０２１」に出展すると発表した。多彩なシートアレンジや収納式ベッドシステムを備え、通勤や買い物などの普段使いと合わせ、アウトドアシーンでも活用できるモデルに仕上げた。災害時の一時的な避難場所としても使用できる。
ＮＶ３５０キャラバンマルチベッドは、荷室スペースに左右跳ね上げ式ベッドシステムと硬質のフロアパネルを装備し、車内の快適性と積載性を両立する。オプションのテーブルと組み合わせ、テレワークの仕事部屋にもアレンジできる。
「ＮＶ２００バネットマルチベッドワゴン」は、ワゴン２列シート仕様のグレードをベースに、衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備を採用。専用ボディーカラーとして２種類のパステル調２トンカラーを追加設定した。
セレナマルチベッドは、セレナで好評の「ＸＶ」「ハイウェイスターＶ」「ｅパワーＸＶ」などをベースに、「防水シート」を標準装備する。
