スズキは、大型二輪車のフラッグシップモデル「ハヤブサ」を4月7日に発売すると発表した。2014年に2代目を発売して以来、7年ぶりのモデルチェンジとなる。先行発売している欧州同様に性能やデザインを向上したほか、日本向けにETC2.0車載器を標準装備した。さらにユーザーの好みに応じて外装色の組み合わせやホイールカラーを選択できる「カラーオーダープラン」を同社で初めて設定した。
カラーオーダープランは外装カウル3色、外装アクセントカラー3色、ホイール2色から選択できる。標準車体色3色を含む18パターンの組み合わせはハヤブサの特設サイトで確認できる。
ハヤブサは2月末以降に欧州から順次発売を開始した。排気量1340ccの直列4気筒エンジンは、電子制御スロットルの採用や吸排気の機構変更などで低中速域の出力やトルクを向上。出力特性やエンジンブレーキなど5つの制御を設定変更できる電子制御システムや最高速を制限できるスピードリミッターを新搭載した。
国内での価格は旧型と比べて約50万円高の215万6000円(消費税込み)から。年間販売目標は650台。