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 中日本高速道路(NEXCO中日本)は17日、ダブル連結トラックを対象にした高速道路での駐車場予約システムの実証実験を4月1日から開始すると発表した。新東名高速道路の浜松いなさインターチェンジ付近に新設した路外駐車場30台分と、東名高速道路の足柄サービスエリア(上り線)の専用駐車マス1台分を事前に予約することで利用できる。確実に駐車枠を確保して休憩機会とすることで、トラック運転手の負担軽減につなげる狙い。利用料金は当面無料とするものの、今後の状況をみながら有料による実証実験への移行も検討していく計画だ。

 実証実験に参加するにはモニター登録が必要で、車両に「ETC2.0」を搭載していることが要件となる。今後、有料実験を実施する際はクレジットカード決済への対応も求める。予約はインターネットで利用の2週間前から3時間前までで可能となっており、ETC2.0による通信で予約車両を判別する。モニター登録は3月30日の午前9時から開始する。