2021年春季労使交渉(春闘)は、17日に自動車メーカーが一斉回答日を迎えた。賃金要求は、トヨタ自動車や日産自動車が満額回答で決着。電動化や新型コロナウイルスの影響、カーボンニュートラルの取り組みなど自動車業界を取り巻く環境が激変する中、単なる金額交渉から労使の一体感を重視し、競争力を高めようと交渉姿勢が変化しつつある。一方で大手と中堅、中小との…