横浜ゴムは、タイヤやカスタムカーを仮想現実(VR)空間で体験できる「ヨコハマVRショールーム」を開設した。同社サイト内の特設ページで公開する。上級タイヤ「アドバン」、SUV・ピックアップ向けタイヤ「ジオランダー」などの商品のほか、トヨタ自動車「GRヤリス」や日産自動車「フェアレディZ」などをベースとしたカスタムカー5台を展示し、360度から鑑賞可能とした。
アドバンやジオランダーは、同社が先月発表した新中期経営計画で注力商品と位置付ける高付加価値タイヤ。コロナ禍を受けて東京オートサロンをはじめとする参加型イベントの開催が困難となる中、時間や場所の制約なく商品を紹介する機会として公開した。広報担当者によると掲載期限は設けず、今後も車両の追加など、コンテンツの更新を模索していくという。