フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、ティル・シェア社長、愛知県豊橋市)は2日、小型SUV「T-Cross(ティークロス)」のカタログモデルの販売を同日から開始すると発表した。次世代プラットフォーム「MQB」を採用し、パワートレインは排気量1.0リットル直列3気筒「TSIエンジン」に7速DSGを組み合わせた。上級モデルに採用される運転支援システムや快適装備を多く採用した。グレードは2つ。

 価格は、TSIアクティブが278万円、TSIスタイルが303万円(消費税込み)。

 同社は、昨年1月からティークロスの導入記念特別仕様車を販売している。2020年の年間販売台数は8930台で、輸入車SUVカテゴリーで首位を獲得した。