神戸製鋼所は、世界で初めて量産化に成功した「ナノカーボンコンポジットコート(NC)チタン」が、トヨタ自動車が昨年12月に発売した燃料電池車(FCV)「ミライ」のFCスタックのセパレーターに採用されたと発表した。チタンの酸化被膜中に導電体であるナノサイズのカーボンを分散含有した表面層を付与し、セパレーターで求められる耐食性や表面導電性、成形性を高め…