「2025年以降も生き残ることができるように」(鈴木俊宏社長)―。スズキが24日に発表した新中期経営計画では5年間で売上高を今期見通し比1・6倍の4兆8千億円に高める強気な計画とした一方、営業利益率目標はコロナ禍の影響を受けた今期見通しと同等の水準にとどめた。主力市場のインドへの投資に加え、これまで遅れていた電動化への研究開発費用がかさむためだ。…