アウディジャパン(フィリップ・ノアック社長、東京都品川区)は24日、4年ぶりに大幅改良した小型SUV「Q2」シリーズを5月に発売すると発表した。新開発の1.5リットルガソリンエンジンを搭載したほか、内外装はデザインの改良などでスポーティーさを際立たせた。グレード構成は「アドバンス」と「Sライン」の2つとした。
エンジンは1.5リットルの「TFSIエンジン」を搭載。最高出力は110キロワット、最大トルクは250ニュートンメートルを発揮。7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせる。現行モデルの1.0リットル、1.4リットルガソリンエンジンと2.0リットルディーゼルエンジンはラインアップから外れた。
ボディーカラーには「アップルグリーン」など5色を新たに設定した。内装では、メーターパネル内に12.3インチ液晶ディスプレーの「アウディバーチャルコックピット」を採用した。
導入記念モデルとして、「Q2 35TFSI Sライン」をベース車に特別装備を採用した限定125台の「Q2 ファーストエディション」も設定して発売する。
価格は、アドバンスが394万円、Sラインが430万円、ファーストエディションが544万円(消費税込み)。