日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ、片桐隆夫社長、横浜市鶴見区)は、2021年のモータースポーツ活動概要を発表した。FIAフォーミュラE世界選手権とスーパーGTの二本柱で取り組む。
チームランキング2位を獲得した昨シーズンに続き、フォーミュラE選手権に参戦する。日産e・ダムスのドライバーとして3シーズン目を迎えるセバスチャン・ブエミ選手とオリバー・ローランド選手が務める。同チームパートナーには、デュポンが新たなパートナーに加わる。
スーパーGTのGT500クラスでは、21年仕様の「NISSAN GT-R NISMO GT500」を開発し、参戦チームに技術支援を行う。4チーム体制で臨み、総監督はニスモCOOの松村基宏氏が務める。
オンラインで開いた日産モータースポーツファンイベントで、日産のアシュワニ・グプタCOOは「参戦する以上は優勝を目指す。1日も早くレース会場やイベント会場でお会いできることを楽しみにしている」と呼びかけた。