住友化学は、半導体フォトレジスト(パターン形成に使用される感光性樹脂)の生産能力を増強すると発表した。新たな製造ラインを大阪工場(大阪市此花区)に増設し、同工場の生産能力を約4倍に引き上げる。新ラインの稼働は2022年度上期を予定している。大阪工場では同時期に開発・評価体制の強化に向けた新棟も立ち上がる。半導体市場の継続的な成長と需要拡大に合わせ、今後も体制強化を検討していくという。