アウディジャパン(フィリップ・ノアック社長、東京都品川区)は、ミドルサイズSUV「Q5」を一部改良して3月8日に発売する。

 グリルやサイドインテークを大型化するなど、外装を大幅に変更した。グリルに垂直形状のアルミ調加飾を施した「アドバンスト」と、ルーフスポイラーなどを備えた「Sライン」の2グレードを展開する。

 刷新した排気量2リットル直列4気筒ターボエンジンには7速Sトロニックを組み合わせ、ディーゼル仕様は最高出力150キロワット、最大トルク400ニュートンメートル、ガソリン仕様は最高出力183キロワット、最大トルク370ニュートンメートルを発生する。いずれも12ボルトマイルドハイブリッドシステムを搭載する。

 内装では10.1インチに大型化しタッチパネル化した画面を搭載し、最新のインフォテインメントシステム「MIB3」を組み合わせて音声によるナビゲーションや空調等の操作も可能とした。

 併せて最高出力260キロワット、最大トルク500ニュートンメートルの3リットルV型6気筒直噴ターボエンジンを搭載した高性能モデル「SQ5」を展開する。SラインおよびSQ5には3つの専用色も用意した。

 価格は681万~915万円(消費税込み)。