カーナビメーカー2社の2020年4~12月期決算は、コロナ禍の影響から大きく回復したものの、車載向け半導体不足による納入遅延の懸念や物流費の高騰から、2社ともに通期業績予想を据え置いた。今期決算では、JVCケンウッドが6四半期ぶりに増収増益に転じたほか、アルプスアルパインが全セグメントで黒字に転換した。一方で「半導体不足の影響が見通せない」など2…