ルノー・ジャポン(大極司社長、横浜市西区)は4日、全面改良した小型SUVの新型「キャプチャー」を25日に発売すると発表した。ルノー・日産自動車・三菱自動車の3社連合(アライアンス)で開発したプラットフォームやエンジンなどを採用したほか、運転支援システムの機能拡充など安全性能の向上も図った。
2代目となる新型キャプチャーのボディーサイズは、全長4230mm×全幅1795mm×全高1590mm。先代と比較すると、全長が95mm、全幅が15mm、全高が5mm拡大した。ホイールベースは2640mmで、先代に比べて35mm長くなった。
プラットフォームは「CMF-Bプラットフォーム」を採用した。エンジンは、最高出力113kW、最大トルク270Nmを発揮する1.3リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載。電子制御7速オートマチック(AT)を組み合わせた。
運転支援システムでは、「アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)」や衝突被害軽減ブレーキなどを標準装備した。上位モデルには車線中央維持支援機能「レーンセンタリングアシスト」を追加した。
価格は、標準グレード「インテンス」が299万円、装備を充実させた上位グレード「インテンス・テックパック」が319万円(消費税込み)。発売記念キャンペーンとして、法定点検などに特化したメンテナンスパック「ライト36」を無償提供する。期間は2022年2月3日まで。