明電舎は、電動車向けモーターの需要増加で、国内外で設備投資を進めてきた。国内市場では環境規制の強化で軽自動車の電気自動車(EV)化をにらみ、モーターの小型化と高トルク化に商機を見出す。こうした変化に三井田健社長は「モーターを祖業とする明電舎の頑張りどころだ」と話す。(村上 貴規)―2020年を振り返ると「新型コロナウイルスがこれほど長期化するとは…