CMCのロードマップ

 ホンダやヤマハ発動機、BMWなどは29日、二輪車向け協調型高度道路交通システム(C-ITS)用車載機の活用促進を図る「CMC」の活動を延長すると発表した。CMCは20年内にC-ITS用車載機の基本仕様を策定することを目標に日欧二輪車メーカーが2016年に設立した組織。20年内に基本仕様は策定できたが、四輪車の自動運転の実用化などで従来以上にITS対応が重要になると判断し、活動を継続する。

 CMCはホンダ、ヤマハ発、BMWが設立。その後、スズキ、KTM、トライアンフなどが参画し、ITS用車載機用の基本仕様を設計してきた。今後は「CMCネクスト」として活動し、二輪車特有の道路シナリオの設定などを進めるとともに、他の二輪車メーカーや四輪車メーカー、サプライヤーなどに参画を呼びかけていく。