2023年に創業50周年を迎えるエッチ・ケー・エス。高い技術力と開発力を展開し世界中にファンを持つ同社は、今後の2年間「POWERED BY HKS」をキーコンセプトに、性能・品質に徹底的にこだわったモノづくりで、「HKSイズム」「アイデンティティ」をアピールし同社が目指す新たな姿を展開する。
21年は新たな試みとしてVRコンテンツを用いた「HKSプレミアムサロンオンライン」を開催し、新商品やデモカーのほか、最新技術などを15日から公開している。
毎年高い注目度を誇る同社のデモカーは、仕様の異なる2台の「GRヤリス」と、「GRスープラ」の3台が展示される。“走る実験室”として、今後のヤリスパーツ開発で重要な役割を果たす“レーシングパフォーマーGRヤリス”は、サーキットアタックやドリフトなど、オールマイティーに走れる仕様。ストリートチューン仕様の“ドライビングパフォーマーGRヤリス”は、市販化前提のパーツが装着され、気持ちのいい走りを提案する。さらに昨年東京オートサロンで展示したGRスープラのストリートチューン仕様が進化、“ドライビングパフォーマーA91”として走りに特化したピュアチューニングを訴求する。
また、サスペンションシリーズの主力「ハイパーマックス マックスⅣGT」と「ハイパーマックスS-style」の後継モデルや大風量大出力タイプの新型タービン、APISP規格に対応したスポーツ性能と環境性能を両立した新しい「スーパーオイルプレミアム」を発表した。
そのほか、長年培ってきたエンジンやターボのチューニング技術と天然ガスエンジンの技術を融合し、出力・レスポンス・燃費・環境性能を高次元でバランスするエンジンなどを参考出品する。展示車両に関連したパーツ群を中心に、公開された製品は近い将来市販化が予定されており、HKSの技術とカスタマイズの体感できる。HKSファン待望の新作ウェアやグッズは、15日から「HKSゲートオンラインショップ」で販売が開始されている。